生活視点の映画紹介。日常のふとした瞬間思い出す映画の1シーンであったり、映画を観てよみがえる思い出だったり。生活と映画を近づけてみれば、どちらもより一層楽しいものになるような気がします。


by yukotto1
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さて、実はご報告です-アリー・マイ・ラブ-


「さて、実はご報告です。
なんと!このたび結婚することになりました」

出逢ったのは昨年の10月、入籍は来月で式は10月の予定。
わずか5ヶ月でゴールイン。

電撃的だけど、できちゃったわけじゃない。
はたまたお見合い結婚でもない。

正真正銘、筋金入りの、清く正しい(?)恋愛結婚。



・・・という、友人からの衝撃メールに目がテンになった。(スミマセン、ありがちなオチで)

名古屋にいた頃知り合ったその友人は、今は転勤で東京に暮らしている。
追いかけるように私も東京に来たので、以来、実に「女友だちらしい付き合い」をさせてもらっている。

「女友だちらしい付き合い」。
もちろん、会えば話題は9割方、恋愛のこと。
女ばかりでおいしいものを食べ、おいしいお酒を飲む。
ぶっちゃけ、本音、毒舌が飛び交い、挑戦的になったり感傷的になったりする。
とかく発散傾向で、会の終わりにはちょっと勢いがつく。
彼女やその他数人の友人とは、そんな感じで互いのプライベートの擬似的共有を行う。

中学の同級生は、もう7~8割方片付いてしまった中で、20代も半ば近くに知り合った彼女たちといると刺激もあり安心感もある。
折に触れて交わす報告や相談は驚くほど波乱万丈で、そのドラマにまるで自分のことのように泣き笑えてくる。

切なさや孤独は救うこともできないけれど、ただ同じように私の胸にもある。

不思議だけれど、同じ。
人とは、弱く、かわいらしいもの。

だから、そんなメンバーのひとりが、突然結婚するとなっては一大事だ。
自分のことのように嬉しい反面、一抜け組出現にハタと寂しくなる。

運?思い切り?タイミング?意志?
彼女の決意と勢いを、事細か詳しく教えてもらわなければならない。

だって何より彼女は、昨年の夏には恋愛のことでとんでもない落ち込み方をしていて、日がな泣き暮らすような時期があったのだ。
そう、このブログでもとりあげたことのある、「週末に予定を入れないと不安でしょうがない」サザエさん症候群の彼女である。

ブログを紐解けば、あれ、9月じゃないの。
それが、その後まもなくに運命の出逢いがあったなんて。
人生って、何があるか分からない。

これから彼女は、毎週末、穏やかな日曜の晩を過ごすのだろう。

シリーズものに目がない私は、連続ドラマなどは、一度観始めると全部観ないでは気がすまない。

「アリーmy Love」は、ちょうど去年あたりまで週1本ペースで観続けて、2年がかりでようやく全5シーズンを制覇した。
およそ110話も観れば、なかなか達成感がある。

と同時に、ドラマの登場人物たちが、まるで自分のよく知る友達のような気持ちにもなってくる。
特に、ドラマの中で実際に年をとり(しかも自分と同じような年齢)、様々な恋愛など繰り返し、そのたび浮かれたり傷ついたり、はしゃいだり落ち込んだりするのを見守っていると、本当にごく身近な出来事のような気持ちになるのだ。

だから、「アリー・マイ・ラブ」が第5シーズンともなればつまらない惰性のような展開であっても、じっと腹も立てず全話見遂げようという寛大な気持ちがもてる。
だって、大切な友達の話なのだから、ちゃんと耳を傾けてあげなければならない。

実際、私などは、アリーを観ていると自分に投影すると言うより、ごくごく近い友人をイメージしている。
アリーみたいに魅力的で恋多く、いつも本音で潔く、男を見る目は手厳しく、あるときは本能的な情熱に身をまかせ、その上ロマンチストで純情な、そんな女性。

「アリー・マイ・ラブ」終了後も、登場人物たちの未来はずっと続いていくようで、遠い場所で暮らす友人のように、心馳せてみるようなときもある。

これからも目が離せない。
彼女たちから、目が離せない。



アリー・マイ・ラブ Ally McBeal(1997年~2002年・米)
製作総指揮:デヴィッド・E・ケリー
出演:キャリスタ・フロックハート、ピーター・マクニコル、グレッグ・ジャーマン他
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by yukotto1 | 2005-03-08 00:39 | 笑える映画