生活視点の映画紹介。日常のふとした瞬間思い出す映画の1シーンであったり、映画を観てよみがえる思い出だったり。生活と映画を近づけてみれば、どちらもより一層楽しいものになるような気がします。


by yukotto1
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観たい!観たい!もっと観たい!-マッハ!!!!!!!!-

ギャガコミュニケーションズという映画配給会社があるが、私がこの会社の株主になってそろそろ1年になろうとしている。
この1年の間に、日経平均株価は大きく伸びたが、この会社の株価は低迷を続けている。
先日やっと買値を上回ったが、それでも今期配当はゼロ。
今後も伸びるかどうか分かったものではない。
けれど、どうも私はこの株が手放せない。

「株を買うのは夢を買うことだ。成長しそうな会社ではなく成長して欲しい会社に投資しなさい。同じ投資するなら、自分が好きなもの、もっと世の中に広まって欲しいと思うものに投資しなさい」

父からかつて、そう言われたことがある。
わが父の言葉ながら、これはまさに資本主義の極意だと思う。
投資で資産倍増!というブログが人気を博する近頃だが、ほんとは「一資本家」として経済活動に参加する、くらいの気持ちで株式投資する余裕が欲しい。



私は映画が好きだ。
そういうわけで、私はこの会社の株を買った。

この季節、保有株に応じて株主総会の報告が届く。
配当の為替小切手や株主優待の様々な特典がお中元のように届くので、家へ帰って郵便受けを開けるのが楽しみな日が続く。

ギャガコミュニケーションズでは株主優待特典として、保有株に応じて劇場鑑賞券やDVDがもらえる。
年に数回は試写会の案内がある。
これが結構、嬉しい。

先日は、その株主試写会で、7月24日公開のアクション映画「マッハ!!!!!!!!」を観てきた。
注意すべきは、「!」が8つもつくということである。
何が「!」なのか。

一つ:CGを使いません。
二つ:死んでもワイヤーは使いません。絶対!!
三つ:スタントマンは使いません。
四つ:早回しを使いません。

この時代、徹底して上記の原則を貫いている。
本当に生身の人間が全てのアクションシーンをガチンコでやっているのだ。
それも、

五つ:最強の格闘技ムエタイで闘います。

というところが、憎い。

ムエタイ、ご存知の通り、タイのキックボクシングである。

この映画、めちゃくちゃ面白い。
ストーリーだとか、映像だとか、音楽だとか、そういうものはおいといて、何がすごいって、これは「映画で観る筋肉番付」のようなもの。

人間業とは思えない動きに、会場から「おぉ」と声が上がる。
こんな映画あっただろうか?
普通、映画の中で起きることは架空の世界、偽モノ、作り上げられたモノ。
どんなアクションシーンでもそれは作られたもので現実ではないのだから、「おぉ」とは決して声は上がらない。
この「おぉ」は、サーカスや器械体操や陸上競技やそういった人間の限界に挑戦するようなアトラクションを観たときの「おぉ」なのである。
だからそう、オリンピック中継みたいに「これ」という見せ場のシーンはわざわざ巻戻してスローモーションで見せてくれる。

そのすごさ、軽やかさ、美しさ、筆舌しがたい。
人間はこんな動きができるのか?
絶対、奴らは命張ってる。絶対まじで怪我してる。もしかしたら誰か死んでいる。

ただただ私は思った。

「観たい!観たい!もっと観たい!」

ブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リー・・・。
このタイの新進気鋭俳優、トニー・ジャー(織田裕二似)はここに名を並べるだろう。
間違いない!

まさに「!」8つ分のおもしろさ。
ぜひぜひ観ていただきたい。

私が株主だから言うんではない。
「私が好きなもの」「もっと世の中に広まって欲しいと思うもの」だから、お勧めするんである。

でも、どうしよう。
これで株価が上がったら、GAGAの株、売りたくなっちゃうかもしれない。。。



マッハ ! !!!!!!!(2003年・タイ)
監督:プラッチャー・ビンゲーオ
出演:トニー・ジャー(織田裕二似)、ペットターイ・ウォンカムラオ(東とん平似)、プマワーリー・ヨートガモン(広末涼子似)他
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by yukotto1 | 2004-07-14 23:03 | ぐっとくる映画