生活視点の映画紹介。日常のふとした瞬間思い出す映画の1シーンであったり、映画を観てよみがえる思い出だったり。生活と映画を近づけてみれば、どちらもより一層楽しいものになるような気がします。


by yukotto1
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カテゴリ:ぐっとくる映画( 44 )


一言で言えば、ものすごく切ない。
あまりにも、あまりにも切ない。

いまだかつてないほど感情が大きく揺さぶられる作品で、涙なのかため息なのか叫喚なのかなんなのか、説明のつかない湧き上がる感覚を抑えるのに懸命だった。
ラスト30分は、苦しいくらいでずっと胸を押さえていた。

魂が、こぼれ落ちそう。
まさに、そんな気持ち。

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by yukotto1 | 2005-07-17 19:22 | ぐっとくる映画

右へ曲がる道-解夏-

スカイブルーの陽気に駅までの道を歩くと、そこまで近づいた夏を感じられる。
30回目の夏が来る。

夏は、心が遥か旅をする。

故郷は、一級河川をはさむ河岸段丘の地形に田園地帯が広がる地域。
神戸から小一時間の距離にあり、阪神地区の大工場に卸す部品工場や、労働力がベッドを構える新興住宅地が活気を与えている。

中学までの同級生の多くは、今でもこのまちで暮らしており、今後もその生活を守っていくだろう。
これといって目立つもの、流行のものはないけれど、住むにはちょうどよい大きさのまちだ。

私は、ここを18のとき後にした。
もう12年も前のこと。

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by yukotto1 | 2005-06-27 01:12 | ぐっとくる映画
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ものすごくハードな状況が一応の区切りを迎え、また来週から再び忙しくなるのに備える。
ほとんど徹夜が二日続いたので、午前中に報告が終わった昨日は17時前に自宅に帰って就寝。
4時間くらい寝ると、もう随分復活。
久々にブログを書くことにする。(実際にはエキサイトがメンテナンス中で更新できなかったけど)

この仕事、何はさておき体力が必要だと常々思う。

このブログでは一度も述べたことがないのだけれど、私は、いわゆる経営コンサルタントをしている。

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by yukotto1 | 2005-06-18 03:27 | ぐっとくる映画

三つ子の魂-シカゴ-

久しぶりに会った両親に、旅行の間じゅう、「太った」と言われ続けた。
口の悪い親なので、滅多に、いや、原則的に娘を褒めることがない。
私を褒めるときと言ったら、何か企みのあるときだけだ。

確かに、私はここ数年で太った。
年齢のせいというのもあるだろうし、東京に来てからの外食がちな生活というのもあるだろう。
それは自分でもよく分かっている。

とはいえ、両親がよく記憶している、かつての私は、本当に痩せっぽっちだったのだ。
小学生のときなど、太ももに肉が全くなく、短パンを履いてもスカスカだった。
友だちと並んで座ると、腰掛けて押されるように横に広がった友だちの太ももを、座ろうが立とうが変化のないマッチ棒のような私の太ももと見比べて、うらやましいとさえ思ったものだ。

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by yukotto1 | 2005-05-14 02:20 | ぐっとくる映画
a0032317_1251772.jpg明日からお楽しみ、GW。
今年は結構長い連休がとれた。
6日は出社だし、休み中の宿題になる仕事も結構あるけど。

今日は、仕事中からcobaの陽気なアコーディオンなど聴きながら、お休み気分でちょっと心が軽い。
(注:うちの会社ではヘッドホンで音楽を聴きながらデスクワークというのは一般的)

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by yukotto1 | 2005-04-29 01:26 | ぐっとくる映画
初めて保育園に行った日、4歳の私と2歳の弟は、小さな遊戯場を囲むセメントの段差にかわいらしく座っていた。
「かわいらしく」というのは、自覚していたわけじゃなく、今の私が振り返れば、さぞかしそれはかわらしい様子だったろうと思うからだ。

ほとんど人生最古の記憶とも言えるその光景を、私はちゃんと憶えている。
遊戯場には大人も子どもも誰一人いなかった。
私たちは紺色のスモックと白いラインの入った半ズボンをはいていた。
ひざこぞうを抱えるように、ふたりで寄りそって座っていた。

入園式の次の日で、どの教室に入ればいいのか分からなかったのだ。
昔から放任きわまりなかった母親は、園の門まで私たちを送った後、すぐに帰ってしまった。
他の子どもたちはきちんと正しい教室に入っていったのに。

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by yukotto1 | 2005-04-10 22:04 | ぐっとくる映画

条件反射的に涙が溢れたのは、久しぶりのことだ。
ストーリーが哀しいからではなく、作品があまりにも美しいから。
良い芸術作品を観ると、胸が震えて涙腺が堪えきれなくなる。

隣の連れに気づかると恥ずかしいので、その涙をぬぐわない、すすらない。
ゆっくりと、ひそやかに、小さく呼吸をするばかり。

映画館は、暗闇の中。

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by yukotto1 | 2005-03-09 21:00 | ぐっとくる映画
オフィスの窓から外を眺めたら、やわらかい秋の日差しがそこここに溢れていた。
都会の真ん中に優雅な面積を占めている、アメリカ大使館宿舎の木々も紅葉している。

11月も終わろうとしている。

11月の映画といえば、これを置いて他にない。
「スウィート・ノベンバー」。
タイトルからして、そのままだけど。

かなり好みの分かれる映画だと思う。
好きでないと言うケースは、おそらく、「ラブストーリーとはこうあるべき」の枠にこの作品が当てはまらないからだろう。
徹頭徹尾ラブストーリーのトーンなのに、観終わった後の、あの感覚。

普通、ラブストーリーを観れば、「恋がしたい!」と思うもの。
そのハッピーな気持ち、そのうきうきする気持ち、その切ない気持ちを映画の中に投影することを期待するところから始まる。

しかし、この映画。
タイトルはスウィートだが、スウィートな気持ちを呼び起こしてはくれない。

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by yukotto1 | 2004-11-26 02:35 | ぐっとくる映画

「女は偉大よ。女は寛大だもの。どんなものでも受け入れる」
「いいえ違うわ。女は愚かよ。孤独を避けるためだったら何だってする」

身ごもった女と息子を亡くした女のやりとりだ。
正確な台詞は覚えていない。
しかしこの言葉、えぐられるような真実があった。

寛大さと、愚かさの裏表をこうも鋭く言い当てられて、たじろいでしまった。
なぜなら、それは私のことだと思ったから。

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by yukotto1 | 2004-08-17 23:50 | ぐっとくる映画
先月、友達と品川で食事をしたときに、彼女が「死ぬまでにしたい10のこと」を観たと言っていた。
私はまだ観ていなかったけれど、気になっている作品だった。

「私はさ、あと2ヶ月の命だったら、私を愛してくれる人のために何ができるかを考えるな」
そう彼女は言った。

「へえ」

真剣に考えたことがあるわけじゃないけれど、私はこれまで、自分だったら、自分がしたいと思っていたことをやろうとするんじゃないかと思っていた。
他人が私にしてほしいことじゃなく、私が自分でしたいと思うことする。
漠然と、そんなもんじゃないかと思っていた。
それで、何がしたいかまでは考えたことがないけれど。

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by yukotto1 | 2004-08-05 23:17 | ぐっとくる映画