生活視点の映画紹介。日常のふとした瞬間思い出す映画の1シーンであったり、映画を観てよみがえる思い出だったり。生活と映画を近づけてみれば、どちらもより一層楽しいものになるような気がします。


by yukotto1
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カテゴリ:笑える映画( 34 )

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photo by hikaru

アイスランドの火山噴火が、大変な事態を引き起こしている。
噴煙が欧州の空を覆いつくし、航空機が空を飛べないのだ。

欧州各国の空港はもちろんのこと、欧州へ向かう世界中の飛行機が全て足止めを食らっていて、成田や関空でも、空港で寝泊りすることを余儀なくされた多数の外国人旅行者が空路再開を待ちわびている。

どんなに情報技術が発達して、瞬時に世界中から必要な情報を得られる時代になっても、外国に暮らす友人と、距離を感じず気軽に会話できる時代になっても、世界を旅する人の数は減らない。
景気の影響で一時的に減ることがあったとしても、大きな流れでは、全世界での海外旅行者数はますます増加する傾向にあるのだ。

情報技術の進歩がもたらす心理的距離の接近は、世界をどんどん一つのものにしている。
同時に、航空技術の発達が移動時間の劇的な短縮を実現している。
そして人は、むしろ旅を厭わなくなった。
それどころか、もっと旅をしたいと思うようになった。

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by yukotto1 | 2010-04-21 01:15 | 笑える映画
紀伊國屋跡にできた「Ao」というビルのイルミネーションが、宵口の青山通りを照らしている。
表参道は、落ち着きがあるが若々しさもあって、実に品のいい街だ。
上等とか、洗練とかいった、人が憧れる要素がたくさんある。

そのムードを自分のものと思える人は、どれくらいいるだろう。
私にとってそれは、背伸びしてほんのちょっと足りないくらいの位置にあって、憧れはするが、馴染みにはならない。
そして、それが収まりの良いバランスのような気がする。

ドトールの2階でホットティーをすすりながら、私はさっき聞いた占い師の話をおさらいしていた。

占いは信じない。
雑誌の最後のページや、朝のテレビのその日の運勢も、一応チェックするけど、すぐ忘れてしまう。
今年の初めに引いたおみくじが「凶」だったことも、5分で忘れて、今の今まで忘れていた。

だから、昨年のゴールデンウィーク直前、友人が「すごく当たっててびっくりした」と興奮ぎみに彼女のことを薦めてくれたときも、「まさか」と思ったし、すごく興味をもったわけじゃない。
けれど、気づいたら、その占いの予約を終えていた。

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by yukotto1 | 2010-01-31 01:38 | 笑える映画
お昼時、「この季節、絶対鰻食べたくなるよねー」と、同じ部のS君に言ったら、「そうですか?」って言われた。

えー。食べたくなるよー。

私は、いっつも食べたくなる。


・・・のに、今年はあんまり食べたくならないから、不思議で。

暑すぎてお腹すいてない?

以前は「目の前にあるものは一刻も早く制す!」くらい落ち着きがない食べ方をしていた私だが(常に時間に追われていたあの頃、一種の職業病だったのだろうか・・・)、2年半前に転職して以来、食べる量がぐーんと減り、ほんと、食べるスピードも量も落ち。

もうね。
定食とか基本的に完食できないからね。


ご飯は、ほぼ確実に残す。

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by yukotto1 | 2008-07-24 22:48 | 笑える映画
ずっと背中が痛かったのだけれど、それが多少和らいできたと思ったら、今度は太ももが痛くなりだした。
怪我をして1週間近く経ってようやく、これまで痛まなかった箇所が痛んでくるなんて、不思議だ。

でも、もしかすると、背中の痛みがひどすぎて、太ももの痛みに気づかなかっただけかもしれないという説もある。
より大きな痛みがあると、小さな痛みは忘れてしまいやすいようだ。

背中の痛みは、生死に関わるんじゃないかと思うくらい激しかった。
それが今は、だいぶ落ち着いてきている。
何というほどの治療をしたわけでもないのに、人の回復力というのは、本当にすごい。

左の太ももは広範囲に青タンができていて、じんじんと痛い。
激痛というほどではないけれど、つっぱるような感覚が続いている。

メントール入りの湿布を2枚並べて貼って、そこから遠慮なくはみだした青タンを睨み、ちゃんと治ってくれるよね?と念を押してみる。

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by yukotto1 | 2008-07-15 00:24 | 笑える映画
自分のことを「俺」と呼ぶ男性は多い。
多いというより、9割方がそうかもしれない。

けれど、同時に自分のことを「僕」と呼ぶ男性も多い。

いや、そうじゃない。
一人の男性が、自分のことを、「俺」とも「僕」とも、場合によっては「私」とも呼ぶ。
呼び方を使い分けているというのが正しい。

大半の女性は、自分ことを「私」と呼ぶ。
中には、「エリは~」とか「ユミは~」と、自分で自分の名前を呼んでしまう人もいるが、いい大人になってそれをやるのは、よほど狙っているか、痛いヤツだ。

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by yukotto1 | 2008-06-27 01:20 | 笑える映画

落語の魅力-寝ずの番-

最近、落語にはまっている。
昨年の薪能、歌舞伎に大相撲という古典芸能熱がそのまま派生した具合だが、勢い余って神楽坂に引っ越したら、ご近所至るところで落語やら講談やら三味線やら長唄やらをやっている。
そういう環境のせいもあって、さらに火がついた。

落語は機会や料金の面から言って敷居が低い。
都内の寄席で毎日何かしらやっているし、当日券でふらっと入れる。
料金も、2~3千円と安い。

かつて、昭和の名人古今亭志ん朝が神楽坂は矢来町に住んでいたそうで、そんな具合に神楽坂は落語に縁が深い土地柄。
現在、神楽坂に常設の寄席はないが、毘沙門さんや赤城神社のお堂で独演会が開かれることはしばしばで、他にも普段は芝居をやっている小劇場や場合によっては居酒屋の座敷なんていう場所で開かれる高座もあって、思い立ったとき、どこかしら出かけていける気軽さがある。

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by yukotto1 | 2008-01-09 17:49 | 笑える映画
秋葉原は、年に一度行くか行かないかの場所だけれど、足を運ぶ度、ちょっとわくわくする。
ここがどこなのか分からなくなってしまいそうなボーダレスオーラをビシビシ受けて、なんというか、東京の懐の深さみたいなものを見せつけられる、そういう感覚。

そもそも秋葉原は、戦後、軍が放出したジャンクな電子部品を扱う闇市として発展してきたそうだ。
それが端緒になって、ラジオや無線機の一大市場となり、やがて家電量販店が軒を連ねるようになる。
その後、時代の移り変わりとともに主たる商品はパソコンパーツとなるが、私が東京に最初に暮らし始めた90年代半ば頃は、ようやくその波が訪れた時期だった。

私が初めて家庭用にPCを購入したのは1997年だったが、後に富士通に就職した「アキバ系」の友人の勧めに従い、指定された型番のパソコンを秋葉原の指定された店(雑居ビルの中にある、まともな看板もない薄暗い店)へ、一人で買いに赴いたことを思い出す。
あの時は、購入すべき価格まで指定されて、訳も分からず指示された値段まで値切った。
パソコンに対してはド素人なのに、下手に交渉を掛け合う客を、店の人はさぞかし奇妙に思ったに違いない。

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by yukotto1 | 2007-08-03 00:57 | 笑える映画
考えてみれば、これまではいつも、若くてこざっぱりした人ばかりだった。
一貫していたのは、皆、静かで穏やかだったこと。
私を守ってくれたこと。
けれどもそれでは飽き足らず、次第に欲張りになっていく私は、一層に包み込んでくれる寛大さを求めるようになった。

あらゆることが私にとっては初めてづくしで、春から夏、秋から冬への一年で、一緒に大人になっていった気がする、大阪の人。
私は慣れない料理をおぼえ、生活ごっこに夢中だった。
飽きるほどの夜更かしや長電話、ときめきもぬくもりも全部教わって、そして一年で私は旅立つことに決めた。

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by yukotto1 | 2007-07-03 11:45 | 笑える映画
私が彼の名前を初めて聞いたのは、エイプリルフールの代々木公園だった。
花見日和の日曜日で、公園は賑わしく、人々は陽気だった。

ある女性が私の勤め先を聞いて、「あれ買ったよ」と言う。
あれって何?と尋ねると、耳慣れない商品の名前。
その響きから連想したのは、アウトドアグッズか何かだった。

怪訝な顔をする私を見て、「○○(私の勤める会社名)だよね?」と彼女は再確認するのだが、「そうだよ」と答えながら私はまったく解せなかった。
弊社の取扱商品に、そんなアウトドアグッズはなかったと思う。

その翌日、会社で近くの席のIさんが、「私、今さー、あれが欲しいなーって思ってるんだよね」とつぶやく。
「あれ」って何ですか?と訊くと、その「あれ」は、まさに前日代々木公園で耳にしたアウトドアグッズの名前だった。

「それ、うちの商品なんですか?」
「違うわよー。ショップジャパンよ」
「あー、そうなんだ」

ショップジャパンは、弊社と社名の響きが似ているので、間違える人が多い。
私が弊社取扱商品を知らなかったのではなく、相手が勘違いしていたのだと知って、少しほっとする。

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by yukotto1 | 2007-04-24 11:33 | 笑える映画
友人の家を訪ね、幼い子どもたちと戯れ過ごす。
珍しく人が多いのが嬉しくてしようがないと、楓のような手をぱっと開いて高く挙げ、飛び跳ねて笑う無邪気。
尻尾の短い小さな犬も手伝って、眺めよく港まで見渡せるその部屋は大賑わいだった。

おぼえたての言葉は、半分以上が鸚鵡返しの舌ったらず。
迷いのない瞳を見開いて、繰り返し、繰り返し、世界の姿を確かめている。

子どもの顔がほころぶと、大人の顔もつられてほころぶ。

今日は、よく晴れた冬の一日だった。
各駅停車の扉が開くたび、暖房の効いた車内に冷えた空気が紛れ込んできた。

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by yukotto1 | 2006-12-31 22:03 | 笑える映画