生活視点の映画紹介。日常のふとした瞬間思い出す映画の1シーンであったり、映画を観てよみがえる思い出だったり。生活と映画を近づけてみれば、どちらもより一層楽しいものになるような気がします。


by yukotto1
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カテゴリ:迫力系映画( 21 )

映画好きで、テレビ好きで、ゲーム好きな私なのに、うちのテレビはずっとアナログだった。
7年前に東京に戻ってきたときに買った、大きなブラウン管テレビだった。

アナログ地上波が停止することは知っているけれど、だって2011年7月まではこれでいいんでしょ、と、ギリギリまで粘ろうと思っていた。
北京オリンピックも、ワールドカップも、私の決意には、なんの影響も及ぼさなかった。
そう、決めていたのだ。

12月半ば、新宿で映画を観た。
映画が始まるまで時間があって、友人が新しいテレビを買いたいというのでビックカメラについていった。
家電量販店は、たまに来ると本当に楽しい。

テレビ売場には、テレビ売場なんだから当然だけれど、おびただしい数のテレビモニターが並んでいて、不景気の中にあって一際賑やかな、ボーナスシーズンの浮き足立ったムードがあった。

アガる。
わけはないけれど、これ、アガる。

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by yukotto1 | 2010-01-20 22:08 | 迫力系映画

沢と煙-激流-

柄にもなくアウトドアづいた勢いに乗り、誘われるがまま、「ラフティング&カヤック合宿」なるものに参加した。
埼玉県の長瀞という土地まで赴く。
数ヶ月前、TOKIOの「鉄腕DASH」で長瀞の渓流下りにチャレンジする企画が放送されていて、「ながとろ」という地名だけは覚えていた。

まったくの素人であるTOKIOメンバーが一般の客を乗せて船頭をやれるくらいなので、大して難しいこともないだろうと高をくくる。
私が体験するのは、屋根付きの小舟に乗った渓流下りではなく、ゴムボートによる「ラフティング」なんだけれども。

今回は、なにせ「合宿」なので、15人程が4台の車に分かれて目的地を目指す。
沢のそばのコテージを貸し切って泊りがけでアウトドアするのだ。
初日はラフティング、翌日にはカヤック、夜はみんなでBBQと、なんと贅沢なフルコース。

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by yukotto1 | 2007-10-10 23:57 | 迫力系映画
「007」シリーズを知らない人はいないだろう。
1960年代から続くスパイ・アクション映画の代表的作品で、最新作「カジノ・ロワイヤル」で21作目を迎える。
大した長寿シリーズだ。

ショーン・コネリーが初代ジェームズ・ボンドを演じた初期の作品がいまだに時折地上波で放送されることがあるが、特撮やアクションのレベルは隔世の感があるものの、シナリオの面白さ、スケールの大きさ、登場人物の魅力といったものは決して色褪せることがない。
これぞ娯楽映画といった派手な楽しみがある。

最新作「カジノ・ロワイヤル」は、ポスターに「ジェームズ・ボンドが007になる前の物語」と書いてあり、この触れ込みは「アナキン・スカイウォーカーがダース・ベーダーになる前の物語」を連想させる。
私が注目したのもその一文だし、今回試写会の招待状が当たって足を運ぶにあたり、当然ながらそれを期待していた。
実際、コロンビア映画に勤める友人に「今度の007はボンドが007になる前の話なんだよ」と口コミされて、私の上司は随分と楽しみにしているのだ。

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by yukotto1 | 2006-12-01 01:02 | 迫力系映画
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摩天楼は山であり谷だ。
切り立った崖の連なり、影の落ちる峡谷。

谷底から見上げれば、尖った山が天空を削るほどにそびえ立つ。
尾根に立って見下ろせば、狭く深く暗い裂け目に膝が笑う。

そのマンハッタン峡谷を自由自在、蜘蛛の糸にぶら下がり、ターザンみたく駆け巡る。
大きなスイングでビルからビルへ。
しなやかな跳躍、目を奪う速度。
スパイダーマンが大都会に躍動する姿は感動に等しい。

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by yukotto1 | 2006-11-25 22:53 | 迫力系映画
私は「探偵!ナイトスクープ」が好きだし、「トリビアの泉」の中の「トリビアの種」というコーナーがすごく好きだ。
この二つのTVショウに共通するのは、「どうでもいいような日常の疑問を大真面目に検証して、(時には強引に)答えを導く」というテーマを持つことだ。

そもそも私はくだらないことに思考を巡らすのが大好きで、仮に神妙な顔で深刻なことを考えているように見えても、いざ種明かしをすれば、人には呆れられるか失笑を買うということが往々にしてある。
そんな私に、ある友人が新しい「お題」を与えてくれた。

彼は昨年末ホームシアターセットを買い、最近は55インチのプラズマテレビを手に入れた。
55インチって一体、あんたの家はヨドバシカメラかと思うようなサイズだが、ともかくものすごいAV設備が彼のうちには整っている。
しかし、この友人、映画には全く詳しくない。
詳しくないどころか決定的な問題として、彼は「映画を観るとほとんどの場合、寝る」らしい。

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by yukotto1 | 2006-06-16 00:50 | 迫力系映画
レオナルド・ダ・ヴィンチという人は、私にとって昔から無視できない存在だった。
なぜかというと、彼と私は誕生日が同じ「だった」からだ。

小学生のとき、「誕生日事典」のような代物で、自分と同じ誕生日の著名人を探したら、そこには見知らぬ難しい名前と有名な肖像画が載せられていた。
本当は美人女優とかと同じだったらいいと思っていたのに、ハゲで髭面のおじいさんと同じだなんて、なんだかショックだったのを憶えている。

そのハゲで髭面のおじいさんについて調べると、彼が何者なのか余計に分からなくなった。
どこかで見覚えのある「モナ・リザ」という絵画を描いた画家かと思いきや、数学や天文学、解剖学など多岐に渡る科学分野の研究者でもあり、音楽にも精通していた。
この人の職業が何なのか、誰も言い得ない。
ただ人は、彼を称して「天才」とした。

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by yukotto1 | 2006-05-21 01:48 | 迫力系映画
荒川静香が金メダルを獲得するフリーの演技を終えたとき、ある有名なアメリカ人解説者がただ一言だけ"She is the woman"と言ったという話は、ちょっとした感動だった。

She is the woman.

「女性の中の女性」という称号の栄誉は、あの一分の隙もないしなやかなスケーティングにこそ与えられるにふさわしい。
それは、限りないストイックさと、研ぎ澄まされた才能に対して、たった一筋差し込む神々しいライトだ。
彼女は、きわめて日本的な女性の美しさを見せつけた、そういう人のように思う。

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by yukotto1 | 2006-03-22 21:12 | 迫力系映画
3月の私はダイエットブームなのだが、2月の私はなにげに「24」ブームだった。
いまさらながらなのだが、3rdシーズンまでほぼ3週間で一気に見たのだ。

各話の冒頭「事件はリアルタイムで進行している」という台詞は、このドラマの代名詞のように語られる実に気の利いたフレーズだが、実際にはこの言葉はテレビの吹替え版にしか登場しない。

英語ではこう言っている。
"Following takes place between 9:00pm and 10:00pm"
このフレーズも発音のリズムがよくて耳につきやすい。
けれどけれど、「事件はリアルタイムで進行している」というコピーは、完全リアルタイムドラマという作品のユニークな特徴を説明し、かつ、「早く次回を」と心はやる観客の期待を一層盛り上げるのに、これ以上ないほどふさわしいと思う。

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by yukotto1 | 2006-03-16 00:33 | 迫力系映画
雨そのものは音もなく降るが、ブルゾンのナイロンにぶつかればパラパラとやわらかく鳴る。
今朝も北風が強く、頬と耳をひんやりと湿らせる。

葉書を出そうと最寄のポストまで歩く。
集荷は一日に一回きり。
日曜は午後の一度だけ。

銀色の弁をぐいと押し、朱色の箱に葉書を一枚そろりと入れる。
コトリと音を立て落ちる。
この箱の中には今、これきりの一枚。

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by yukotto1 | 2006-01-23 21:51 | 迫力系映画

Departure-アイランド-

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photo by hikaru

それは、Departure Mailと呼ばれていて、誰かがここを去ることを他の全員に伝えるために送られる。
月に少なくとも1通、あるときは2通、多いときは3通近く届くことがある。
1通のメールで、数人分のDepartureがアナウンスされることもある。

この3年弱の間に、私もDeparture Mailを通算40通以上は受け取っただろう。

そしてついに、私が旅立つことを告げるメールが先日配信された。
不思議だけれど、そんな日がもはや来てしまったのだ。

「落ち着きがない」私は、三十路にして再び、転職をすることになった。

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by yukotto1 | 2006-01-12 00:08 | 迫力系映画