生活視点の映画紹介。日常のふとした瞬間思い出す映画の1シーンであったり、映画を観てよみがえる思い出だったり。生活と映画を近づけてみれば、どちらもより一層楽しいものになるような気がします。


by yukotto1
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カテゴリ:ノリノリの映画( 11 )

去年の4月は、3週連続で友人の結婚式があった。
いまさらなのだけれど、そのうちの1つの式の話を今日は書こうと思う。

新婦モリンコとは、2年半くらい前に知り合った。
共通の友人が主催した、長瀞でのラフティング合宿で出逢ったのだ。

立ち寄った温泉の脱衣所で、モリンコは私にヘアトリートメントをくれると言った。
化粧品会社に勤めている友人からサンプルをもらったそうで、「これ、すごくいいから」と薦めてくれた。
それから私のことを、原沙知絵に似ていると、しきりに言った。

モリンコは私より6つ年下で、フリーのカメラマンをしていた。
福岡出身で、地元の大学の写真科を出た後、東京で働いていた。

モリンコは、自分のことを「モリンコ」と呼んだ。
モリンコは、背が高く、髪が長く、化粧っ気がなく、キュートな笑顔をしていた。

そしてモリンコは、その夜、みんなの前で大きな発表をした。
「こないだプロポーズされたから、結婚します」

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by yukotto1 | 2010-04-22 00:39 | ノリノリの映画
NYを舞台にしたあるテレビドラマで、「ニューヨークで一番の権力者は人気レストランの予約係だ」というくだりがある。
それはおそらく、東京でも同じこと。

お誕生日祝いのディナーをどうしようと尋ねると、和食かイタリアンがいいという回答で、私はさっそくレストランを探し始めた。

ひとまず私は、最も信頼するグルメサイト「アスク・ユー・レストランガイド」で和食とイタリアンのランキングをチェックする。
それから、センスが良さそうなグルメ系ブログをひととおりチェックする。
さらには、自宅に山積みストックされた「東京カレンダー」と「danchu」のバックナンバーをめくる。

そして、結局、上記の情報を総合したとき、星の数ほどある東京のレストランの中で、舌におぼえがあるらしい人々のお気に入りは、ほんの一握りの店に集約されることが分かる。

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by yukotto1 | 2006-08-09 00:20 | ノリノリの映画
朝から私は、なぜこの数日、体重の減少がぴたりと止まったかについて考えていた。
正確に言うなら、夕食の前に測ると記録を更新するように毎日減っている体重が、朝の測定となると前日と同じか、場合によっては増えている理由だ。

ジムでのトレーニングは一日置きの早朝なので、体重が全然減っていないのを見て、バイオメトリクスのコーチは「どうしました?」と訊く。
レシピどおりに毎日自炊をし、トレーニングも精一杯の力を出している。
水も毎日2リットル欠かしていない。
なのに朝の測定時ばかりは体重が減っていない事実に、私は説明の術を持たない。

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by yukotto1 | 2006-03-18 00:18 | ノリノリの映画
新しい仕事について、具体的なことをまだ書いていなかったので、とりあえずその話をすることにする。

私が転職したのは、テレビ通販の会社だ。

テレビ通販と言って、何をイメージするだろう。

独特のなまりのじゃぱねっとの社長?
腹筋の割れた外人が吹き替えで薦める「アブトラニック」?
収納ケースを「さらにもうひとつ!」という強引なセット販売?

いずれにしても胡散臭い。
私にとっても当初のイメージはそうだった。

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by yukotto1 | 2006-02-19 02:23 | ノリノリの映画
a0032317_1485134.jpg「何してるの?」と電話口でたずねると、「明日、大人の運動会っていうのがあって、それの準備を・・・」などと答えるので、魔邪ばりに「はぁ?」と聞き返してしまう。

「なにそれ?」
「大人になると運動会とかないでしょ。だから、運動会をやるんだよ」
「どこで?」
「浅草で」

ますます分からない。

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by yukotto1 | 2005-11-24 01:59 | ノリノリの映画
分岐点になるような出来事は、いつも過ぎてみて「ああ、あれがそうだった」と振り返るものだ。
若くて向こう見ずなモラトリアムの、始まりか終わりか、あるいはいずれかの些細な瞬間、そういった類のポイントが後の人生を図らずも大きく変えてしまう、そういうことはありふれるほどよくある。

そんなありふれた、ある若者たちの姿を映画「スパニッシュ・アパートメント」の中にも認めることができる。

フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、スペイン、ベルギー、デンマークと、欧州7カ国から集まった7人の留学生が暮らす、バルセロナの「ごちゃませ」アパート。
一つ屋根の下で、それぞれが背負った個性と国民性が賑やかにぶつかり合い、和気あいあいと混ざり合う。

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by yukotto1 | 2005-11-20 23:29 | ノリノリの映画
ありえないくらいハードな日々で、さすがにこの2年ちょっとで一番きついと感じた。
週に4日ほど徹夜しても、人間、生きながらえていることに逆に驚く。
身も心もかなり丈夫にできている私だけれど、今回ばかりは本気で転職が頭をよぎったりした。

働く意味ってなんだろう・・・

などと思っているうちに、昨日最終報告があり、クライアントからかなり良い手応えをもらった。
頑なだったクライアントが、数ヶ月前には考えられなかったような言葉を自ら言う。
私が言いたいその言葉を、クライアント自身が言う。
人の気持ちは「変われ」と言って変わらない。
「変わりたい」方向に、自然と導く努力ができるだけ。

心をひとつにする、っていうのは、とても緻密で、とても丁寧なわざの上に成り立つ。
私はそんなふうなことも、一つのエンタテイメントだと思ったりする。

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by yukotto1 | 2005-08-03 00:49 | ノリノリの映画
美術館は、好きな場所のひとつだけれど、東京ではなかなか足を運ぶことがない。
なぜという特段の理由はないけれど、いつでも行けるという思いがあるからか、週末の過ごし方に「美術館に行く」という予定が入ることは滅多にない。

けれど、昨日は、国立東京近代美術館に足を運んだ。
「ゴッホを観にいこう」と誘われたから。

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by yukotto1 | 2005-04-17 19:15 | ノリノリの映画
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私が滞在しているホテルは、パレルモ市街から車で20分ほど行った、心細くなるほどの山の中にある。
細くうねった坂道に面して、存在感のある立派な門構えは唐突ながら由緒正しさも醸し出す。
すっかり陽の落ちた丘の道を登るバスの中から温かいホテルの灯りが見えたとき、ゆるやかな安堵が湧いてきた。

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by yukotto1 | 2004-12-25 03:46 | ノリノリの映画

午後3時、クライアント先での打ち合わせを終えて、タクシーを拾う。
赤坂まで。

皇居の周囲をぐるりと回り、公園の緑、10月の空を愛でていく。
今日も素晴らしい天気。

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by yukotto1 | 2004-10-02 00:47 | ノリノリの映画