生活視点の映画紹介。日常のふとした瞬間思い出す映画の1シーンであったり、映画を観てよみがえる思い出だったり。生活と映画を近づけてみれば、どちらもより一層楽しいものになるような気がします。


by yukotto1
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友人の家を訪ね、幼い子どもたちと戯れ過ごす。
珍しく人が多いのが嬉しくてしようがないと、楓のような手をぱっと開いて高く挙げ、飛び跳ねて笑う無邪気。
尻尾の短い小さな犬も手伝って、眺めよく港まで見渡せるその部屋は大賑わいだった。

おぼえたての言葉は、半分以上が鸚鵡返しの舌ったらず。
迷いのない瞳を見開いて、繰り返し、繰り返し、世界の姿を確かめている。

子どもの顔がほころぶと、大人の顔もつられてほころぶ。

今日は、よく晴れた冬の一日だった。
各駅停車の扉が開くたび、暖房の効いた車内に冷えた空気が紛れ込んできた。

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by yukotto1 | 2006-12-31 22:03 | 笑える映画
いわゆるハリウッド的サクセスストーリーにおいて、成功の鍵となるのは大局的に見て以下の3つ。

1.(唐突なほどの)独創性
2.(傍若無人なほどの)度胸
3.(実に映画的な)幸運

これがすなわち大事な仕事を成功させるために必要な要素で、主人公は上記の3つを備えていなければならない。
そんなサクセスストーリーを見終わって、「あー面白かった」と一種の爽快感を感じながら同時に観客は思う。
「でも、現実はそんなにうまく行きっこない」
映画は夢物語だと再確認し、明日もまた仕事かと上司や取引先の顔を思い浮かべてため息をつく。

けれど、先日「プラダを着た悪魔」を見たときの私の感想は、少し違った。

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by yukotto1 | 2006-12-26 18:33 | ハッピーになる映画

トンネル

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ゴー・トゥ・ザ・アナザーワールド
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by yukotto1 | 2006-12-23 16:27 | その他

群れ

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前進あるのみ。
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by yukotto1 | 2006-12-23 16:20 | その他

世界の色

何か、ここにちょっと書くと、結構心配してくださる方などもいて、ありがたいなと思ったり、その反応に少し戸惑ったり。
本人はただ、思いつくばかりに、口をついたフレーズ的なものを残しているだけのことも多いので、特にご心配していただくほど悪い状態にあるわけではないのです。

幾分のすっきりしなさはありますけれど。
でも、多かれ少なかれ、それはいつでもあるものですよね。

先日、久々の友人に会いました。

色々とその人の周りに起きたこと、それは直接的な何かというよりは、間接的に自然発生的に起きたことであって、その人はいつも「居合わせた」とか「目撃した」とかいう立ち位置なのですが、その出来事がどれも実に面白くて、まるで「詩的」だなあと感じたわけです。
ちょっとしたことだけれど、客観的にはかなり大きな事件で、そしてまた啓示的なニュアンスもあります。
その話を聞いて、様々なインスピレーションが湧いたことは言うまでもありません。

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by yukotto1 | 2006-12-22 00:36 | その他
「ピアニシモ」の瞬間的完読により、町田康の「きれぎれ」を読み始めた。
町田康を読むのは初めてだ。

メディアへの露出が多い町田康だが、なるほどこういう文章を書くのか。
ある種べらんめえな口語体で、流れるように愚かな男の独りよがりな独白が続く。
いちゃもん的でもあり、退廃的でもあり、ジョークでもあるが、決して意味深なものを含んではいない。
ただただ、くっちゃべっている。

なんというか、落語的。

自虐的な滑稽さの、一貫した喜劇であろうと思う。
古典的な喜劇かもしれない。

なんだろうか、これは。
「阿Q正伝」的愚かな男、太宰治的「デカダン」な男。
しかし思想もなく、非難もない。

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by yukotto1 | 2006-12-16 12:02 | その他
「もしも死というものがなかったら、どんなにいいか」と思っていた。
そういう私にOさんは言った。
「死があるから、人は一生懸命生きられるんやと思うな」。

高校生だった私は、その意見に反対だった。
どこかで聞いたような安っぽい空言、そう思った。

死は、誰もに等しく訪れる。
人生を死への行進だと複数の人が言うのを聞いた。

子どもの頃、自分はもしかしたら永遠に大人にならないんじゃないかと考えることがあった。
確かに時間という概念は流れていくけれど、ただ生きている一日が増えていくだけで、それだから大人になるとは限らないと思った。
ともすれば、今でも、自分はもしかしたら永遠に死なないのではないかと考えることがある。
でもそれが、まるきりの妄想だということは知っている。

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by yukotto1 | 2006-12-15 23:46 | 怖い映画
「ねじまき鳥クロニクル」の長さに少々疲れたので、辻仁成の「ピアニシモ」を読み始めた。

と、思ったら、もう読み終えた。
わずか2日ほどで。

せいぜい中編といった長さなので、長大な「ねじまき鳥」とは比較にならないが、それでも随分読みやすい作品だった。
「ピアニシモ」は主人公が中学生の設定のせいか、言葉も平易だし理屈っぽさがない。
「ねじまき鳥」の主人公は、小難しいことばかり考えている奴だ。
だから、奥さんにも逃げられる。

良い小説は、色であったり匂いであったり、五感のどこかしらを刺激するイメージを醸しているものだけれど、「ピアニシモ」の場合、それは「雨上がりの午後3時の空」といった感じに思えた。

空を覆うグレーの厚い雲がわずかに割れて、太陽がその後光だけを垣間見せている。
校庭の土がぐしゃぐしゃとやわらかくなって、ところどころにできた水たまりが水銀色に反射する。
湿った空気、午後3時、下校の時間。

「ねじまき鳥」の中では、しんという音がする。
無音ではなく、沈黙。
深い深い夜。
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by yukotto1 | 2006-12-14 16:19 | その他
きっかけは、11月のはじめに原宿の美容院に出向いた際、たまたまラフォーレ原宿の前を横切ったことだ。
1階のエントランスの前、10時頃には長蛇の列ができていた。
10代の女の子が多い気がするが、若い男性も混じっている。

その日、そこで開かれていたのは、若手漫才コンビの日本一を決める年に一度のイベント「M-1グランプリ」の2回戦だった。
髪を切った後ラフォーレ原宿の前まで戻り、なんとなくホールのある階まで上がってみると、階段の踊り場で壁に向かって何組もの若者が「ネタ合わせ」に励んでいるのに出くわした。
プロのライブという雰囲気ではなく、インターハイの地方予選に来たみたいな感じがする。

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by yukotto1 | 2006-12-10 22:30 |

迂闊

忘年会シーズンの、金曜日の、終電後の六本木をなめていました。

タクシーが・・・つかまらない。

空車を求めて1時間。

眠い。。。
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by yukotto1 | 2006-12-09 02:42 | その他