生活視点の映画紹介。日常のふとした瞬間思い出す映画の1シーンであったり、映画を観てよみがえる思い出だったり。生活と映画を近づけてみれば、どちらもより一層楽しいものになるような気がします。


by yukotto1
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息吹の約束-卒業-

今年は桜の開花が早いらしい。
折からの暖冬のせい。

卒業式に桜が咲くというのは錯覚で、桜が咲くのは通常、入学式の頃だ。
昨年より一週間ほど早い今年の桜でさえ、満開を迎えるのは4月の頭。

今年の桜が楽しみで、三寒四温の透明な空を見上げる。
どんな桜、どんな新しい季節。

硬い殻がほろほろとこぼれ、新しい何かが姿を現す。
それが、春という季節。
果たされる、息吹の約束。

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by yukotto1 | 2007-03-13 11:26 | 考えてしまう映画
何人かの人が勧めてくれたのをきっかけに、初めて東野圭吾の小説を読んだ。
「手紙」は、昨年映画化もされたベストセラー小説である。

読み始めてまず感じたことは、「読みやすい」ということ。
純文学に慣れすぎた私からすると、読みやすすぎて手ごたえがないくらいだ。
いたって普通の言葉遣いで綴られて、分かりやすく物語が紡がれていく。
つまり、ストーリーの魅力が読むものを結末まで力強く引っ張るのだ。

主人公の兄は、「弟を大学に行かせてやりたい」ために老婦人の家に盗みに入り、タイミング悪く見つかって、意図せず殺人を犯してしまう。
兄は15年間、服役することになるが、「殺人犯の弟」というレッテルを貼られた主人公は、社会から差別され、手に入れたものをことごとく奪われ、苦悩に満ちた人生を歩むことになる。
本作は、その苦しみから逃れんとする過程、立ち向かわんとする過程、そういったものを描く。

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by yukotto1 | 2007-03-12 23:14 | 考えてしまう映画