生活視点の映画紹介。日常のふとした瞬間思い出す映画の1シーンであったり、映画を観てよみがえる思い出だったり。生活と映画を近づけてみれば、どちらもより一層楽しいものになるような気がします。


by yukotto1
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嫁にゆく-秋刀魚の味-

いまどき「お嫁にゆく」なんていう表現は古めかしすぎるかもしれない。
結婚は当人同士の問題だし、親が家がと言うのはナンセンスだ。

けれど、彼女の結婚に限っては、「お嫁にゆく」という表現がしっくりくる気がするし、彼女自身の慎ましさや折り目正しさといったものは、そんな古式ゆかしい香りがして、それが白い衣装に包まれたなら、まさに絵に描いたような「お嫁さま」ができあがる。

友人の一人は、由緒も正しい家に一人娘として生まれ、大切に大切に育てられてきた。
ご両親が子どもを諦めかけた頃に授かった娘なので、待ち望まれた子としてふさわしい名前がつけられた。
7年前、彼女と知り合って間もない頃に、その名の由来を聞かせてもらったのだ。
彼女の親しい友人なら、みんなその話をしっている。
とにかく彼女は、家族のこと、ご両親のことを、ことあるごとに話すからだ。
そういうときの表情は、いつも優しく愛に満ちている。

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by yukotto1 | 2007-05-20 23:40 | ぐっとくる映画

地球は回る-バベル-

欲深い人間は、天に向って高い高い塔を建てた。
神の住む国まで達する、高い高い塔を建てた。

しかし、それは神の怒りに触れた。
神は、その愚かな驕りを戒めんとし、人間たちの言葉を7つに裂いた。

そのときから、私たちの間には互いに通じ合えない隔たりがそびえた。
もどかしい孤独の淵。
届かない、伝わらない、言葉、心。

「21g」を生み出した監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが、またしても時間軸を壊した複数人物たちの物語を、巧みにして大胆に描き上げた、映画「バベル」。
主要な役どころである菊池凛子がアカデミー助演女優賞にノミネートされたことで、一躍話題をさらった作品が、遂に日本でも封切られた。

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by yukotto1 | 2007-05-01 00:36 | ぐっとくる映画