生活視点の映画紹介。日常のふとした瞬間思い出す映画の1シーンであったり、映画を観てよみがえる思い出だったり。生活と映画を近づけてみれば、どちらもより一層楽しいものになるような気がします。


by yukotto1
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こんな夜中に西郷さんが見たいなんて、突拍子もないことを平気で言う性格は相変わらずだと思った。
子どもみたいなところがある。

相手との相性や間柄によって、人のキャラクターというのは変わって当然だが、この人と一緒のときの私は、いつも少しだけお姉さんぽい役回りになる。
「しかたないなあ」とその思いつきやわがままに付き合ってやる・・・だなんて、いや、ほんとはきっと違う。
大人なようでいてまったく横柄なスタンス。
本当は、私の方がずっと気まぐれでわがままなのだ。

思いつきを提案するのは確かにいつでも彼の方だけれど、私は気分次第で、その提案に応えもするし、かわしもする。
イニシアチブはいつもこちらにあることを、私たちは無意識のうちに知っていて、だから私のスタンスはいつも「しかたないなあ」という受け身なそれなのだと思う。

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by yukotto1 | 2007-07-30 00:49 | 音楽
見上げれば、本格的に夏の空。
蒸し暑い日本の夏だ。

ぬるくなりかけた缶チューハイをもう一口飲み、橋脚にもたれたまんま座り込んだ。

「BBQの後って、なんでこんなに疲れるんだろうね」

足場の悪い砂利だらけの河原で、椅子もテーブルもなく立ちっぱなしで、昼から夕方にかけての中途半端な時間帯に、噛み切れない肉と味の薄い焼きそばを食べる。
友だちに誘われて来たけれど、初対面の人ばかりで自己紹介が少々億劫だったりする。
主催者は六本木のバーのオーナーだそうで、その店の常連客がめいめいに友だちを連れて集まったらしい。
本来は特に共通点のない人ばかりだから、しかたなく会話は、きわめて一般的な話から始まる。

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by yukotto1 | 2007-07-25 22:47 |
考えてみれば、これまではいつも、若くてこざっぱりした人ばかりだった。
一貫していたのは、皆、静かで穏やかだったこと。
私を守ってくれたこと。
けれどもそれでは飽き足らず、次第に欲張りになっていく私は、一層に包み込んでくれる寛大さを求めるようになった。

あらゆることが私にとっては初めてづくしで、春から夏、秋から冬への一年で、一緒に大人になっていった気がする、大阪の人。
私は慣れない料理をおぼえ、生活ごっこに夢中だった。
飽きるほどの夜更かしや長電話、ときめきもぬくもりも全部教わって、そして一年で私は旅立つことに決めた。

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by yukotto1 | 2007-07-03 11:45 | 笑える映画