生活視点の映画紹介。日常のふとした瞬間思い出す映画の1シーンであったり、映画を観てよみがえる思い出だったり。生活と映画を近づけてみれば、どちらもより一層楽しいものになるような気がします。


by yukotto1
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習慣というものをあまり持たない私が、近頃、日曜の午後に自宅の近くのカフェに行き、そこで読み物をしたり書き物をするというペースを築きつつある。
午前中に掃除をして、ゆっくりとお風呂に入り、昼食を食べてから家を出て、気分の向くまま幾つか候補のあるカフェのいずれかに行く。
そこで、たいてい2時間あまり、ひとりの世界に没頭するのだ。

気がつけば夕方が近づく時刻、カフェの席を立ち、まだ歩いたことのない路地を探して街を歩き始める。
私は、まだこの街の初心者だ。

雑誌やインターネットから仕入れた情報で、行ってみたい店、興味のある場所は幾つもある。
迷路みたく入り組んだ小路を、「こっちかな、あっちかな」とうろつくのは、この界隈で週末に目にする観光客と大差ない。

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by yukotto1 | 2007-11-03 23:42 | ハッピーになる映画

沢と煙-激流-

柄にもなくアウトドアづいた勢いに乗り、誘われるがまま、「ラフティング&カヤック合宿」なるものに参加した。
埼玉県の長瀞という土地まで赴く。
数ヶ月前、TOKIOの「鉄腕DASH」で長瀞の渓流下りにチャレンジする企画が放送されていて、「ながとろ」という地名だけは覚えていた。

まったくの素人であるTOKIOメンバーが一般の客を乗せて船頭をやれるくらいなので、大して難しいこともないだろうと高をくくる。
私が体験するのは、屋根付きの小舟に乗った渓流下りではなく、ゴムボートによる「ラフティング」なんだけれども。

今回は、なにせ「合宿」なので、15人程が4台の車に分かれて目的地を目指す。
沢のそばのコテージを貸し切って泊りがけでアウトドアするのだ。
初日はラフティング、翌日にはカヤック、夜はみんなでBBQと、なんと贅沢なフルコース。

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by yukotto1 | 2007-10-10 23:57 | 迫力系映画
高校生のとき、父も同席した、ある集まりの場でちょっとした思い出話を披露して、その拍子に涙がぽろぽろとこぼれてしまったことがある。
みんなの前で、ほとんど無意識に、瞬間的に、涙があふれてとめられなくなった。

その帰り道、父は車の中で私にこう言った。
「お前は感受性が強すぎるから、心配なんや」

そのとき私は、父は私が人からヘンな目で見られることを恐れているのかと思った。
もしそうだとしたら心配することはない、そう思った。

でも、そのとき父が心配したことの意味が、今なら、よく分かる。

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by yukotto1 | 2007-01-25 01:19 | ぐっとくる映画
友人の家を訪ね、幼い子どもたちと戯れ過ごす。
珍しく人が多いのが嬉しくてしようがないと、楓のような手をぱっと開いて高く挙げ、飛び跳ねて笑う無邪気。
尻尾の短い小さな犬も手伝って、眺めよく港まで見渡せるその部屋は大賑わいだった。

おぼえたての言葉は、半分以上が鸚鵡返しの舌ったらず。
迷いのない瞳を見開いて、繰り返し、繰り返し、世界の姿を確かめている。

子どもの顔がほころぶと、大人の顔もつられてほころぶ。

今日は、よく晴れた冬の一日だった。
各駅停車の扉が開くたび、暖房の効いた車内に冷えた空気が紛れ込んできた。

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by yukotto1 | 2006-12-31 22:03 | 笑える映画
いわゆるハリウッド的サクセスストーリーにおいて、成功の鍵となるのは大局的に見て以下の3つ。

1.(唐突なほどの)独創性
2.(傍若無人なほどの)度胸
3.(実に映画的な)幸運

これがすなわち大事な仕事を成功させるために必要な要素で、主人公は上記の3つを備えていなければならない。
そんなサクセスストーリーを見終わって、「あー面白かった」と一種の爽快感を感じながら同時に観客は思う。
「でも、現実はそんなにうまく行きっこない」
映画は夢物語だと再確認し、明日もまた仕事かと上司や取引先の顔を思い浮かべてため息をつく。

けれど、先日「プラダを着た悪魔」を見たときの私の感想は、少し違った。

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by yukotto1 | 2006-12-26 18:33 | ハッピーになる映画
「007」シリーズを知らない人はいないだろう。
1960年代から続くスパイ・アクション映画の代表的作品で、最新作「カジノ・ロワイヤル」で21作目を迎える。
大した長寿シリーズだ。

ショーン・コネリーが初代ジェームズ・ボンドを演じた初期の作品がいまだに時折地上波で放送されることがあるが、特撮やアクションのレベルは隔世の感があるものの、シナリオの面白さ、スケールの大きさ、登場人物の魅力といったものは決して色褪せることがない。
これぞ娯楽映画といった派手な楽しみがある。

最新作「カジノ・ロワイヤル」は、ポスターに「ジェームズ・ボンドが007になる前の物語」と書いてあり、この触れ込みは「アナキン・スカイウォーカーがダース・ベーダーになる前の物語」を連想させる。
私が注目したのもその一文だし、今回試写会の招待状が当たって足を運ぶにあたり、当然ながらそれを期待していた。
実際、コロンビア映画に勤める友人に「今度の007はボンドが007になる前の話なんだよ」と口コミされて、私の上司は随分と楽しみにしているのだ。

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by yukotto1 | 2006-12-01 01:02 | 迫力系映画
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摩天楼は山であり谷だ。
切り立った崖の連なり、影の落ちる峡谷。

谷底から見上げれば、尖った山が天空を削るほどにそびえ立つ。
尾根に立って見下ろせば、狭く深く暗い裂け目に膝が笑う。

そのマンハッタン峡谷を自由自在、蜘蛛の糸にぶら下がり、ターザンみたく駆け巡る。
大きなスイングでビルからビルへ。
しなやかな跳躍、目を奪う速度。
スパイダーマンが大都会に躍動する姿は感動に等しい。

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by yukotto1 | 2006-11-25 22:53 | 迫力系映画
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つまりニューヨークは、移民の街だ。
歴史的な成り立ちをしてもそうだし、現在においても、マンハッタンの住民の6割は移民一世だと言うのだから、その事実は増殖を続けていると言っていい。

よく言われることだが、タクシーに乗るとそれを如実に体験できる。
決して、英語を母国語とするドライバーに出逢わないのだ。
十中八九、彼らの英語は私に負けず劣らずの片言で、運転の間中はイヤホンマイクの携帯電話で耳慣れない「どこか他の国」の言葉をしゃべりっぱなしと決まっている。

映画「ナイト・オン・プラネット」では、セントラルパーク沿いでつかまえたタクシーのドライバーが英語が分からないドイツ移民で、コミュニケーションに四苦八苦する話が描かれていた。
また別の映画では、白人2人がタクシーに乗り込んで、ドライバーが英語を話すと「言葉が通じる!」と喜ぶというエピソードがあった。

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by yukotto1 | 2006-11-05 01:20 | ハッピーになる映画
呆れていただいて結構だが、私は方向音痴の上に機械音痴だ。
PCもオーディオもテレビもビデオも、基本的に構造を何ら理解しないで、直感的に操作可能な範囲でだけ機能を活用している。
だから、隠された便利機能が購入して数年後に初めて判明するなんていうのはザラなのだ。

1999年4月から2003年2月まで、私は愛知県で暮らしていた。
その間、私が自宅で使っていたテレビは18歳で一人暮らしを始めたときに買った15型ブラウン管で、少し離れると映画の字幕を読むのも厳しいほどの代物だった。

大阪から東京、名古屋と住所を移すたび、テレビはチャンネル調整が必要になる。
遠方への引越し経験がある人には当然すぎることだが、テレビのチャンネルというのは地方によって異なるのだ。

関東でTBSは6チャンネルだが、関西で系列局の毎日放送は4チャンネルとなる。
関東で10チャンネルはテレビ朝日だが、関西では6チャンネルという具合。

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by yukotto1 | 2006-10-29 23:49 | 笑える映画
離れて知るのは親のありがたみと言うけれど、郷土の味覚の豊かさもまた、そこを離れて改めて知ったことの一つだ。
特に秋から冬にかけて、私が生まれ育った兵庫県にはなんとも贅沢で素晴らしい特産品がある。

兵庫県北東部、京都との県境に位置する丹波地方、そこで採れる丹波産松茸は、松茸最高品種の一つ。
そして、今まさに松茸の旬。

実家では、いつも専門の卸業者から買い付ける。
叔父の家族、叔母の家族も集い、キロ買いした木箱の松茸を分け合うのは、今年もその季節が来たなあ!という風物詩。
高級品であることに変わりはないけれど、東京の高級スーパーで買うのに比べたら、当然ながらずっと手頃だ。

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by yukotto1 | 2006-10-04 00:28 | ハッピーになる映画