生活視点の映画紹介。日常のふとした瞬間思い出す映画の1シーンであったり、映画を観てよみがえる思い出だったり。生活と映画を近づけてみれば、どちらもより一層楽しいものになるような気がします。


by yukotto1
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いわゆるハリウッド的サクセスストーリーにおいて、成功の鍵となるのは大局的に見て以下の3つ。

1.(唐突なほどの)独創性
2.(傍若無人なほどの)度胸
3.(実に映画的な)幸運

これがすなわち大事な仕事を成功させるために必要な要素で、主人公は上記の3つを備えていなければならない。
そんなサクセスストーリーを見終わって、「あー面白かった」と一種の爽快感を感じながら同時に観客は思う。
「でも、現実はそんなにうまく行きっこない」
映画は夢物語だと再確認し、明日もまた仕事かと上司や取引先の顔を思い浮かべてため息をつく。

けれど、先日「プラダを着た悪魔」を見たときの私の感想は、少し違った。

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by yukotto1 | 2006-12-26 18:33 | ハッピーになる映画
黒澤明監督の「七人の侍」は、タイトルこそとてつもなく有名だが、実際にそれを観たことのある人は、若い人にはそう多くないかもしれない。
なにせ3時間半に及ぶ長編時代劇だし、戦後わずか9年の1954年に製作された古いモノクロの邦画だし、そうそう皆が観る機会に恵まれる作品ではない。
けれど、私は思うのだが、この作品ほどほとんど全ての人にとって面白いと思えるであろう、素晴らしくよくできた傑作は他になく、そうだからできれば、多くの人がその価値に出逢えることを願ってやまない。

時代劇ではあってもテーマは普遍的かつ情に溢れたドラマであり、練りに練られたストーリー、個性的なキャラクター、迫力あるアクション、胸に響く音楽、テンポの小気味よさ、無駄のない脚本、そしてまた、これこそ珠玉とシビれる演出。
ありふれた時代劇の説教臭さや浮世離れ感などなく、お決まりの展開もなければ、安っぽいお涙頂戴もない。

ああ面白い!という明快な娯楽性と、その上で差し迫る感情の渦に、それこそが稀有なる「感動」だと知ることができる。
全てがユニークで、全てがスペシャルなのだ。

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by yukotto1 | 2006-07-12 21:40 | ぐっとくる映画
私が勤めるオフィスは茅場町にある。
証券会社が立ち並ぶ、株式の街。
といっても、最近流行の外資系金融のオフィスがあるのは港区方面で、茅場町にある会社のほとんどは一昔前に最盛期を迎えた日系の中小証券だ。

このギャンブルくさい歴史のある街は、同時にやたらオヤジくさい。
他のオフィス街で見かけるような若いOL達の姿は圧倒的に少なく、それがゆえ、この街の飲食店には偏った傾向がある。

イタリアンだとかフレンチだとか、あるいはコジャレた創作和食だとか、そういった類のいわゆるギャル向けの店はほとんどなく、その代わりにあるのは、すえた居酒屋、食券式の定食屋がほとんど。
オヤジが好むオヤジ向けの店。
内装なんかも洗練などという言葉とは程遠くって、最低限の清潔さをキープしただけの素朴というより簡素な風情ばかりだ。
場合によって、それはアジア的な混沌とも呼べる。

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by yukotto1 | 2006-07-02 18:05 | 切ない映画
思い立って、会社帰りに銀座で映画。
日が長くなったこの頃は、19時前ならまだまだ明るい。

「かもめ食堂」。
それが、観たくなった映画。

Walkerplusの「観てよかった作品」の堂々一位に輝いている。
評価者の80%以上が5点満点。
どんな映画だろう、と気になった。

主演は小林聡美。
先クールの連ドラでも主演していたが、彼女って年齢不詳で、役柄によってとても綺麗だったり、不細工だったりする。
若く見えたり老け込んだりする。

「かもめ食堂」では、ナチュラルで優しくて女性らしくて、とびきり素敵な美人を演じている。
この人、こんなに綺麗なんだなあと感心する。
たぶん、役作りで随分痩せたんじゃないか。

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by yukotto1 | 2006-04-27 00:39 | ぐっとくる映画
新しい仕事について、具体的なことをまだ書いていなかったので、とりあえずその話をすることにする。

私が転職したのは、テレビ通販の会社だ。

テレビ通販と言って、何をイメージするだろう。

独特のなまりのじゃぱねっとの社長?
腹筋の割れた外人が吹き替えで薦める「アブトラニック」?
収納ケースを「さらにもうひとつ!」という強引なセット販売?

いずれにしても胡散臭い。
私にとっても当初のイメージはそうだった。

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by yukotto1 | 2006-02-19 02:23 | ノリノリの映画
転職して稼働日4日目。
どうも落ち着かないのは、その退社時刻。
平均19時にはオフィスを出る。

私史上、ありえない。
落ち着かない。

この3年間、電車のある時間に帰宅した方が確実に少なかった。
場合によってはホテル暮らしで、自宅に帰れない日々もあった。

それが、退社時刻19時。
前々職でもここまで早くはなかった。

勤め始めだからかというと、そればかりではない。
同じチームのメンバーはみんな、私より早く帰る。
他のチームのメンバーも、遅かれ早かれ似たような時間に帰る。
19時になって席にいると、「yukottoさん、遅いわね」なんて言われる。

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by yukotto1 | 2006-02-07 00:03 | 考えてしまう映画

Departure-アイランド-

a0032317_10354879.jpg
photo by hikaru

それは、Departure Mailと呼ばれていて、誰かがここを去ることを他の全員に伝えるために送られる。
月に少なくとも1通、あるときは2通、多いときは3通近く届くことがある。
1通のメールで、数人分のDepartureがアナウンスされることもある。

この3年弱の間に、私もDeparture Mailを通算40通以上は受け取っただろう。

そしてついに、私が旅立つことを告げるメールが先日配信された。
不思議だけれど、そんな日がもはや来てしまったのだ。

「落ち着きがない」私は、三十路にして再び、転職をすることになった。

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by yukotto1 | 2006-01-12 00:08 | 迫力系映画
a0032317_161413.jpg物事には上達のコツみたいなものがある。
私はわりに飲み込みがいいタイプ。
たいていのことは、すぐに「それなり」になる。

でも、ただ「それなり」になるだけ。
それ以上には決してならない。

かつて、5年ほど前、異様にテニスにはまったことがある。
なぜ?というのは、まあ、いろいろと背景があるのだけど、なかなかヘビーな話なので、そこにはあえて触れない。

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by yukotto1 | 2005-09-05 01:07 | 笑える映画

映画とクルマ-M:I-2-

かつて自動車会社に勤めたことのある私は、街中であれ、軒先であれ、ショールームであれどこであれ、やっぱりクルマには目が行ってしまう。

あのクルマ、かっこいいな、とか。
あのクルマ、ださい、とか。

変な色だな、とか。
あのリヤスポイラー、純正品かな?とか。

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by yukotto1 | 2005-08-15 22:29 | 迫力系映画
ありえないくらいハードな日々で、さすがにこの2年ちょっとで一番きついと感じた。
週に4日ほど徹夜しても、人間、生きながらえていることに逆に驚く。
身も心もかなり丈夫にできている私だけれど、今回ばかりは本気で転職が頭をよぎったりした。

働く意味ってなんだろう・・・

などと思っているうちに、昨日最終報告があり、クライアントからかなり良い手応えをもらった。
頑なだったクライアントが、数ヶ月前には考えられなかったような言葉を自ら言う。
私が言いたいその言葉を、クライアント自身が言う。
人の気持ちは「変われ」と言って変わらない。
「変わりたい」方向に、自然と導く努力ができるだけ。

心をひとつにする、っていうのは、とても緻密で、とても丁寧なわざの上に成り立つ。
私はそんなふうなことも、一つのエンタテイメントだと思ったりする。

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by yukotto1 | 2005-08-03 00:49 | ノリノリの映画