生活視点の映画紹介。日常のふとした瞬間思い出す映画の1シーンであったり、映画を観てよみがえる思い出だったり。生活と映画を近づけてみれば、どちらもより一層楽しいものになるような気がします。


by yukotto1
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この季節になると、いいえ、季節に関わらず折に触れて、私には思い出す人がいる。
もしかしたら、常に私の傍らに、ともにある人かもしれない。

4年前の11月22日、友人O君から電話が入った。
私は会社のディーラー研修のため、ちょうど10月の初めから3ヶ月間、実家に帰っていた。

「どしたの、どしたの?」
能天気にたずねる私。
O君の声は心なしか震えていただろうか。
「Nさんが亡くなったんだ」

一瞬、嘘だと思った。
NさんとO君がまた悪だくみをして、私を驚かせようとしているのだと思った。
二人で、Nさんが死んだって言ったら、私がどんな反応をするだろうといたずらしているんだ。

「冗談でしょ?」
確か私はそう言ったと思う。
「ほんとだよ。Nさんが亡くなったんだ」
O君は大真面目だった。

嘘では、なかった。

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by yukotto1 | 2004-11-21 23:47 | 音楽
それから。

脈々と続くもの。それを区切る言葉。
連続性の中に、私たちは、あえて節目のような意味を置こうとする。

それから。

私にとっても、過去にいくつかの節目があったとすれば、その一つは高校生の初めの頃だったと思う。

私とTさんは、中学のときの同じ塾から同じ高校に入った友達だった。
高校生くらいのときは、誰でもたいていそうだろうけれど、私とTさん、それからあと数人の女友達は、学校の中では年がら年中一緒に行動していた。
それは気だるいつながりだったと思う。
何か強い価値観の共有があったかといえばそうでもなく、本当に気が合うかといえばそうでもなかった。
ただ、ちょっとしたきっかけ、学期初めの席が近かったとか、登下校の電車が同じだとか、そういうことが端緒になって始まっていた。
それは楽で、生温かい関係だった。
つかっていれば、いつまでもそこでじっとしていることが許されそうな感覚があった。

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by yukotto1 | 2004-11-19 00:59 | 切ない映画
a0032317_10542273.jpg先週、日曜日の夜。
西麻布交差点に程近いお店、CICADAに集う。
最近知り合ったばかりの、エレガントな女性と待ち合わせ。
遅れて彼女の恋人が来ることになっている。

そもそも、「彼女の恋人」の方が知り合いで、10月の初め、彼を通じて知り合った。
とても素敵な人だったので、ぜひお友達になりたくて、彼の了承を得て、彼女を「お食事行きましょう」と誘った。

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by yukotto1 | 2004-11-01 00:18 |
この話をするときは、いつも、一呼吸躊躇する。
理解してもらえる人としてもらえない人がいて、前者であれば強い共感を得ることができるけれど、後者であれば人種の違いと判断されるリスクがある。

言葉の選び方には慎重になる必要があるし、どうか誤解を受けないようにしたい。

たいていこの話に共感してくれるのは、相応に年上の男性であり、しかも社会的に既に成功を収めている、あるいは、収めつつある人たちだ。
彼らは、常にプレッシャーと闘い、信念に心身を注ぎ、情熱を傾け、自らに厳しく生きている。
成功に溺れることなく、高みを目指し続けている。
そして同時に、しなやかに軽やかに、社会の海を泳ぎぬこうとしている。
私はあえて、彼らのことを、人生に挑戦し、人生を謳歌する人たちだとも言いたい。

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by yukotto1 | 2004-10-18 01:08 | 笑える映画
大阪の大学では、文学部だった。
高校時代、もともと私は文学部志望だったのだ。
といっても、文学や歴史学や哲学がしたかったわけではなく、私の興味関心は地理学だった。

私がなぜ地理が好きか、地理学に何を抱くかという話はまた別に書こうと思う。
とにかく私は過去1年間だけ、文学部生だった。
その後、法学部に身を置いたときと対比すれば、文学部生というのは、やはり少し変わっている。

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by yukotto1 | 2004-10-11 01:04 | ハッピーになる映画

10年ぶり-華氏911-

彼に会うのは、少なく見積もっても10年と半年ぶり。
クラスが変わったときから数えれば、12年と半年。

それだけの時間があれば、人は大きく変わるだろう。
それでも、それだけの時間を経ても、変わらないものは変わらない。

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by yukotto1 | 2004-10-10 14:26 | 考えてしまう映画
a0032317_1819570.jpgジェッダ。
VWの車の名前じゃない。
ある都市の名前。

それ、どこ?と調べてみる。

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by yukotto1 | 2004-10-08 00:50 | 迫力系映画
a0032317_442549.jpg

閉じた瞼。その奥に秘めた情熱。
背景に舞う鮮やかな桜と、紅の唇が寡黙以上に語る。
乙女の胸に宿る物語が沈黙という音の中、印象的に焼きつく。
深い、深いところの想像力を刺激する作品だ。

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by yukotto1 | 2004-10-06 04:40 | 考えてしまう映画
a0032317_8234642.jpg仲良しの友達夫婦と買い物に行った。
友達夫婦には、もうすぐ1歳になる「こうたん」という名の男の子がいる。

そして私は、生まれて初めて、赤ちゃんホンポという場所に足を踏み入れた。
夫婦はそこで歩き始めたばかりの我が子に初めての靴を買うと言う。

こうたん、人生初めての靴。
そんな記念すべき品を買いに行くのに立ち合わせていただけるとは、なんという光栄。

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by yukotto1 | 2004-09-22 02:15 | 笑える映画
女友達から突然「今夜会えない?」とメールが来た。
今夜は仕事を抜けられないので「電話しようか?」と返すと、「電話だと切った後寂しくなるから」会いたいのだと言う。
「明日なら」と返信して、翌日彼女と夕食をした。
哀しいかな、食事が終わった後には仕事に戻らなければならないので、彼女には私が勤めるオフィスビルの下まで来てもらって、あわただしい1時間半程度のディナータイムになった。

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by yukotto1 | 2004-09-05 03:32 | ハッピーになる映画