生活視点の映画紹介。日常のふとした瞬間思い出す映画の1シーンであったり、映画を観てよみがえる思い出だったり。生活と映画を近づけてみれば、どちらもより一層楽しいものになるような気がします。


by yukotto1
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「一秒ごとに表情が変わるね」
まじまじと顔を覗き込みながら言う。

だったら、その一秒ごとの表情を見逃さないでね。

海の表情も、くるくると変わる。
昼過ぎまではあれほど穏やかだった水面が、今はざわめきたっている。
垂れ込める雨雲が何度となく断続的なスコールを呼んでいる。

移り変わる表情を見逃したくないから、飽くこともなくただ海を眺める。

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by yukotto1 | 2006-01-19 12:42 | ハッピーになる映画
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photo by hikaru

映画「恋愛適齢期」の中で、主人公のジャック・ニコルソンは、自分自身を知るために過去の恋人を順々にたずねていく。
その多くはひどい別れ方をした女性たちで、彼の顔を見るなり、怒りに震えて物が飛んできたりする。

「君は頭が良くて、ちょっとおかしくて、かわいい人だ。とても強いところもあるし、弱いところもある。
でも、優しくはないよね。

いや、本当は優しいんだけれど、それが表面的な部分に出てこないタイプだよね。
それが悪いっていうんじゃないよ。
優しくなんかなくったっていいんだけど、優しいともっといいかもしれない、っていうだけ」

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by yukotto1 | 2005-12-20 22:08 | ハッピーになる映画

いっぱい泣いてしまった。

途中まではあまりにさらりとしていて、このまま終わったらあっけなさすぎると思ったところに、不意打ちに語られ始めた「本当のこと」。

ずっと観たいと思っていたのに、このところ「24」を観るのにはまっていたので見過ごし続けていた「いま、会いにゆきます」。

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by yukotto1 | 2005-11-06 21:26 | ぐっとくる映画
「騙されたと思って」って、変な言葉だ。

人を説得するときに使うものだと思うけれど、騙されていると思うなら、普通そんな話には乗っからないはずで、「私を信じて欲しい」を言い換えて「騙されたと思って」と言うとしたら、随分ねじまがった用法だと言わざるを得ない。

でも、「騙されたと思って」という言葉の響きはちょっと色っぽい。
私の感性でそう思うだけであって、大方の賛同は得られないかもしれないけれど、私はなんとなく色っぽい言葉だと思う。

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by yukotto1 | 2005-08-13 16:54 | 泣ける映画

好みの変遷-歩いてく-

とにかく忙しいのが続いた一週間だったけれど、でも、たった一週間のうちに色んなことがあった気がする。
ちょっとだけ世界が違うものに見える。
もちろん、前よりももっと「いいもの」に見える。

今日、少し大きい報告を終えて、打ち上げに焼肉食べに行こう、という運びになった。
提案者はお客さんの方だけれど、同じチームのS君は至極ごきげん。
「久しぶりの肉だー」と言うので、どのくらいぶりかと訊いたら、2週間ぶりとのこと。
それは、「久しぶり」じゃないでしょう?

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by yukotto1 | 2005-07-27 02:10 | 音楽
初めて保育園に行った日、4歳の私と2歳の弟は、小さな遊戯場を囲むセメントの段差にかわいらしく座っていた。
「かわいらしく」というのは、自覚していたわけじゃなく、今の私が振り返れば、さぞかしそれはかわらしい様子だったろうと思うからだ。

ほとんど人生最古の記憶とも言えるその光景を、私はちゃんと憶えている。
遊戯場には大人も子どもも誰一人いなかった。
私たちは紺色のスモックと白いラインの入った半ズボンをはいていた。
ひざこぞうを抱えるように、ふたりで寄りそって座っていた。

入園式の次の日で、どの教室に入ればいいのか分からなかったのだ。
昔から放任きわまりなかった母親は、園の門まで私たちを送った後、すぐに帰ってしまった。
他の子どもたちはきちんと正しい教室に入っていったのに。

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by yukotto1 | 2005-04-10 22:04 | ぐっとくる映画
「10年後、男性に好かれる自分でいたいですか?女性に好かれる自分でいたいですか?」
およそ7年前、就職活動の面接でこんなことを聞かれた。

そのときは、うーんと考えて、「女性に好かれる自分でいたいです」と答えた。
10年後って32でしょ?
その年で男に好かれることを考えてるっていうのもどうだろう?
なんていうことを、当時は本気で思った。

だけど・・・

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by yukotto1 | 2005-03-27 11:58 | ハッピーになる映画
穏やかで柔らかな風は、春のしるし。
なぜこうもこの季節には、心が軽くなるのだろう。
(幸い、私は花粉症でもないし)

自然の営みの一部として人間は、春の訪れを全身で感受し、他の生命たちと同じように歓喜する。
そういうふうにできているらしい。
私はとかく忠実なバイオリズムを持っているらしく、春には春の、夏には夏の気分になる。
体の調子も、心の調子も、性格さえ変わる気がする。

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by yukotto1 | 2005-03-22 02:58 | 切ない映画
昨晩、仲の良い友人と電話で話した。

久々のシリアス系恋愛談義。

一通りon goingなあらましを話した後、「そもそも恋愛とは?」「人とどう対峙すべきか?」「自分は何を求めているか?」「どうありたいのか?」といったことを語り合う。

彼女とはもう6年の付き合いで、その間、お互いのプライベートをつぶさに見てきた。
まさしく波乱万丈な、「アリー」な彼女である。


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by yukotto1 | 2005-03-11 02:01 | 考えてしまう映画
初めて男の子と映画を観に行ったのは、高校生のときだった。
同じクラスの、でもあまり話をしたことがない男の子に誘われた。

今その面影を思い返してもドキドキしてしまうくらい、彼は、少し大人っぽい人だった。
思慮深くて、何かいつも、普通の高校生には思いもつかないことを考えているみたいな雰囲気があった。

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by yukotto1 | 2004-11-30 02:00 | 怖い映画